新型コロナウィルスの影響で「免疫力」の上がる食材が注目されています。
実は玄米のその中の一つ。
玄米は図のような構造になっています。

外側から2番目の層にある「ヌカ層」を中心に細菌由来の免疫ビタミンであるLPS(リポポリサッカライド(Lipopolysaccharide))という成分が含まれています。
この成分が体内の免疫細胞であるマクロファージを活性化させ、免疫力が上がる仕組みです。
このLPSは玄米の他にも含まれている食材があります。
あした葉(粉末) 13.8
大麦若葉(粉末) 0.5
ワカメ(乾燥) 21.2
メカブ(粉末) 42.8
ほうれん草(粉末) 1.3
渋柿(発酵食品) 17.1
小麦ふすま 8.8
ドクダミ(乾燥) 5.5
玄米 10.0
※LPS含有量:μg/g
海藻が群を抜いていますが、玄米も常食できる食材としてはかなり優秀であることがおわかりいただけると思います。
そのままで玄米を炊くと食べにくいと感じる方には、表面のロウ層をカットして召し上がっていただく方法もあります。
削ることで少し栄養価が落ちてしまいますが、ロウ層は防水性が高く玄米特有の炊飯の手間や炊き上がりの原因になっており、ロウカットすることで白米と同じように炊けて、食感も白米により近くなります。
それでも苦手な場合は、分づきでお好みでヌカ層を調整されてください。
当農園ではお客様のご希望に沿って調整致します。
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